令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

地域計画

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 IV-1 (幸町北4号館 428講義室)

座長:氏原 岳人(岡山大学)

[IV-13] 首都圏近郊都市における生産緑地の保全方策に関する研究 -千葉県八千代市を対象とした首都圏近郊農業の可能性と課題点について-

*新橋 一士1、岡田 智秀1、落合 正行1 (1. 日本大学)

キーワード:首都圏近郊農業、生産緑地、農地保全、田園住居地域、農業経営

本研究は首都圏近郊農家を対象とし、市街化区域に存在する生産緑地に着目する。生産緑地の多くは2022年に指定解除が可能となり、生産緑地が急減するとされている。そこで、本研究では生産緑地を保全すべきという観点から、生産緑地の実態を捉え、今後の首都圏近郊農業の可能性と課題点について考察することを目的とする.その結果、農家レストラン等の“農”の六次産業への経営転換を検討している人がみられており、こういった“農”の六次産業は農業生産から販売・加工、消費といった一貫した“農”のサイクルがあり、生産緑地の保全につながる重要な視点であろう。今後は、この視点で“農”の六次産業の可能性について検証する。

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