令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

避難行動・計画 (2)

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 IV-2 (幸町北4号館 432講義室)

座長:中居 楓子(名古屋工業大学)

[IV-131] ICTを活用した大規模災害時における早期の概括的状況把握に向けた取組み

*堀口 智也1、小林 隆洋1、伊藤 孝司1、金子 雄司2 (1. パシフィックコンサルタンツ、2. 国土交通省 北陸地方整備局 北陸技術事務所)

キーワード:災害対応支援、スマートフォンアプリ、防災システム、概括報告、情報共有、北陸地方整備局

災害初動時には、意思決定を行うために被害の発生地域やその度合いを迅速かつ俯瞰的に把握することが重要であるが、そのための情報収集には時間がかかるのが実情である。そこで、本研究は災害初動時に利用するICTツールの開発及び訓練を行い、ツールに求められる機能や操作性の明確化、運用に向けた機能改善を行った。
ICTツール開発のポイントとして、投稿文章の定型化による入力簡素化及び情報集約の効率化を図ることともに、写真の添付忘れ等のヒューマンエラーを防止するような操作性が求められていることがわかった。今後は実災害での利用を踏まえた機能改善や、AIを活用した収集データの高度活用が有用であると考えられる。

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