令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

地域計画

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 IV-1 (幸町北4号館 428講義室)

座長:氏原 岳人(岡山大学)

[IV-14] 小さな拠点の実態把握に基づく散居型地域の持続可能性に関する研究

*大場 光希1、大橋 一仁2、髙橋 清1、有村 幹治3 (1. 北見工業大学、2. 北海道開発技術センター、3. 室蘭工業大学)

キーワード:小さな拠点、生産空間、ハフモデル、人口減少

散居型の地域構造であるとともに,人口減少・高齢化の進行が著しい生産空間の維持が喫緊の課題である.対策として,「コンパクト+ネットワーク」の観点から,施設の集約やモビリティの確保のため,小さな拠点の形成が推進されている.そこで本研究では生産空間の維持に向け,北海道における小さな拠点の選定,利用人口の推計を行い,小さな拠点の実態把握を行った.その結果,北海道では187か所,南十勝では8か所の小さな拠点が選定された.また,小さな拠点の利用人口を推計した結果,いずれの拠点も2010年から2040年にかけて3割程度の人口減少が見込まれることを明らかにした.

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