令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

防災計画

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 IV-2 (幸町北4号館 432講義室)

座長:藤生 慎(金沢大学)

[IV-143] 復旧工事実施時に迅速対応するための配慮事項の実例

*大場 宏樹1 (1. 仙建工業株式会社)

キーワード:レジリエンス、危機耐性、機能回復時間短縮、管理用道路存置

レジリエンスは防災・減災と定義され、計画段階において構造物が外力に対し、安全性・使用性・復旧性を高め、防災・減災につなげることが必要である。レジリエンスは決して特別な考え方ではなく、日頃から我々土木技術者が心に抱いており、それに向けて知恵を絞っていると思っている。我々は日々設計や施工の対象としているインフラにおいて、これまで同様に「今後も発生するであろう大規模地震・火山活動や気候変動による風水害にレジリエンスを高めておくことを意識する」ことが必要である。本発表では災害発生後の災害復旧工事において、レジリエンス(危機耐性)を高めるため配慮すべき事項について、実例を織り込み報告する。

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