令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

地区交通・駐車場

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 IV-2 (幸町北4号館 432講義室)

座長:松本 浩和(計量計画研究所)

[IV-50] ゾーン 30 における路線別の速度抑制効果に関する研究

*村松 佑都1、山岡 俊一2、野田 宏冶2、荻野 弘3、神田 佑亮1 (1. 呉工業高等専門学校、2. 豊田工業高等専門学校、3. 株式会社 キクテック)

キーワード:ゾーン30、交通静穏化対策、自動車走行速度、住民意識評価

ゾーン30は,住居系地区内の生活道路対策として,歩行者等の通行が優先され,通過交通が抑制されるべき地域を柔軟に設定できることから全国各地で急速に整備が進められている.しかし,その多くがゾーン出入口に標識・路面標示を整備するのみでゾーン内は何も対策をしていない地区が多く,ハード的な交通静穏化対策を整備している地区が少ない.本研究では,広島県と愛知県内の4地区のゾーン30において整備効果を評価し,対策内容と整備効果の関係性を明らかにする.速度調査の結果,ハード的な交通静穏化対策実施路線の速度抑制効果は確認できたが,ゾーン30内でも未整備路線においては,あまり効果が期待できないことが明らかになった.

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