交通事故

[IV-83] Analysis on Bicycle Crashes and Users’ Subjective Evaluation of Urban Roads in Nagoya

*苅谷 英祐¹、中川 裕貴³、鈴木 弘司¹、伊藤 大貴² (1. 名古屋工業大学、2. 株式会社　長大、3. 一宮市役所)

Keywords:bicycle, traffic accident, dissatisfaction, traffic safety

近年多様な自転車利用体系が出てきていることから，自転車事故対策が各地で再検討されている．本研究では2013-2017年に名古屋市内で起きた自転車が被害者事故を分析対象とし，単路，交差点において道路構造や信号機の有無により，自転車事故の種類に違いが出るのかを分析した．結果，単路，交差点それぞれ異なる車道幅員で道路構造，信号機により主に出合頭，左折時の事故の割合に影響を与えることを明確にした．また，GISを用いた分析により，事故位置の特定と共に，事故多発原因の解明と安全対策の提案した．加えて不満度アンケートにより事故位置と利用者の不満度の関係を調べ，関係性はあまり見られないことが分かった．