令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

交通流

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 IV-1 (幸町北4号館 428講義室)

座長:兵頭 知(日本大学)

[IV-88] ETC2.0プローブ情報を用いた交差点流入部の交通状況の可視化に関する考察

*金井 翔哉1、今井 龍一2、松島 敏和3、中川 圭正4、伊原 岳宏4 (1. 日本工営株式会社、2. 法政大学、3. 中央復建コンサルタンツ株式会社、4. 国土交通省近畿地方整備局)

キーワード:ETC2.0プローブ情報、道路交通分析、渋滞分析

混雑緩和による道路交通の円滑性・速達性の改善は,道路行政だけでなく国民生活の質の向上につながる重要な施策である.道路管理者は既存の道路網を賢く使う施策として混雑緩和に向けた渋滞対策を推進している.効率的・効果的に渋滞対策を講ずるには,道路交通実態を詳細に把握する必要がある.ETC2.0プローブ情報は測位点における地点速度が蓄積されており,これを集計・可視化することで,面的な交通管制による渋滞対策に資する基盤を構築できると考えられる.本研究は,ETC2.0プローブ情報を用いた交差点流入部の交通状況の可視化手法を考案した.そして,考案手法を用いたケーススタディにより,可視化手法の有用性を考察した.

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