【研04】近年の災害から見る分野・部門間協働（Transdisciplinary Approach）の重要性

[研04] 近年の災害から見る分野・部門間協働（Transdisciplinary Approach）の重要性

話題提供者：検討中

科学技術の進歩にもかかわらず国内外で災害が増加しており、減災・防災は世界に共通した喫緊の課題になっている。その背景の課題として、防災に関する意思決定過程において、産官学民連携が防災力を最大限発揮できていないこと、また意思決定過程において科学技術情報が適切に活用されていないこと、学術分野や部門間の意思疎通、知識・知見の伝達が不十分であることなどが挙げられる。アジア土木学協会連合協議会(ACECC)の21番目の技術委員会であるTC21は、分野・部門間協働（Transdisciplinary Approach: TDA）により、災害に強い社会づくりに貢献することを目的として設立された。
本研究討論会では、TC21の取組みを紹介するとともに、近年発生した災害（九州北部豪雨や、西日本豪雨、熊本地震、インドネシア・スラウェシ地震など）における事例を基に、TDAの重要性と今後の適用について議論する。

【研究討論会資料】