令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

研究討論会

【研05】福島第一原発廃炉および原子力発電所等廃止措置に向けての放射性廃棄物処理処分等の技術方策について(仮題)

2019年9月3日(火) 12:40 〜 14:40 II-2 (幸町北3号館 331講義室)

座長:大西 有三(京都大学 名誉教授)

主催:エネルギー委員会(低レベル放射性廃棄物・汚染廃棄物対策に関する研究小委員会)

[研05] 福島第一原発廃炉および原子力発電所等廃止措置に向けての放射性廃棄物処理処分等の技術方策について(仮題)

話題提供者:増田 良一1、加藤 和之2、坂井 章浩3、苅込 敏4、河西 基5 (1. 東京電力ホールディングス 廃炉推進カンパニー プロジェクト計画部 廃棄物対策G 課長、2. 原子力損害賠償・廃炉等支援機構 執行役員、3. 日本原子力研究開発機構 バックエンド研究開発部門 埋設事業センター 埋設事業推進室長、4. 日本原子力発電 廃止措置プロジェクト推進室 調査役、5. 電力中央研究所、(株)アサノ大成基礎エンジアリング)

東京電力福島第一原子力発電所(以下、1F)事故から8年以上が経過し、原子力発電所の再稼働が進みつつある一方、廃止措置中および廃止措置が決定している原発は2019年2月に九州電力玄海2号の廃止が決定され、1Fの1~6号基を含め、20基に達した。また、研究開発段階炉の「ふげん」や「もんじゅ」の廃止措置も決定されている。これらの廃止措置に伴い発生する放射性廃棄物の処分施設に対しても、1F事故後に原子力規制基準がより厳しいものに見直されているため、それらの状況も十分に踏まえて、1Fの廃炉に向けての取組みとともに、運転を終了した原子力発電所等の原子力施設の廃止措置に伴う放射性廃棄物処理処分を円滑に進める必要がある。そこで、これらの最近の技術動向等に関して関連分野の専門家の方々よりの話題提供とフロアも交えての意見交換を行う。

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