[研09] 鋼道路橋のRC 床版更新 ~現状と今後の展望~
古い基準で建設された鋼道路橋のRC 床版は、これまで予防保全として縦桁の増設、床版の増厚や炭素繊維シートの接着などによる対策が行なわれてきました。しかし、近年、損傷の激しいRC床版への対応として床版本体を取り替える事例が増えています。また、床版取替と同時に、死荷重の増加などへの対応や床版と主桁との合成構造に由来する課題への対応として、主桁を補強することが少なくありません。さらに、施工時の交通対策など、種々の条件を設計に反映する必要があり設計実務を複雑にしています。
床版取替を含むこれらの一連の工事をここでは便宜的にRC床版更新と称し、討論のテーマに取り上げます。本討論会は、RC 床版更新の現状、設計施工上の課題や問題点、高耐久化の取り組み、新技術や今後の展望などについて議論します。
床版取替を含むこれらの一連の工事をここでは便宜的にRC床版更新と称し、討論のテーマに取り上げます。本討論会は、RC 床版更新の現状、設計施工上の課題や問題点、高耐久化の取り組み、新技術や今後の展望などについて議論します。
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