[V-09] Surface Quality of Fly Ash Concrete with Variety of Curing Conditions
Keywords:fly ash, curing, surface quality
本研究ではフライアッシュを使用した実構造物において,示方書に規定される湿潤養生期間より早期に脱型した場合のその後の期間の養生条件について,実構造物および供試体を用いて明らかにすることを目的とした.検討の結果(1)実構造物において,脱型強度に達した早期に脱型し7日まで所定の湿潤状態を保つ場合において,脱型作業時の短時間の乾燥や,酷暑等の乾燥の誘発によってその後の湿潤状態が保たれない場合には7日間の型枠存置と比較して,緻密性が低下する可能性があることが示された.(2)供試体の検討結果より,3日より早く脱型した後に,水の供給等を行わずシート等の簡易的な養生であると緻密性を低下させる可能性がある.
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