[V-10] 蒸気養生・内部養生を施したフライアッシュモルタルの強度発現性能に対するセメント有効係数の検討
キーワード:フライアッシュ、セメント有効係数(k値)、蒸気養生、内部養生、圧縮強度、水酸化カルシウム消費量
本研究は、蒸気養生および内部養生したフライアッシュモルタルの強度発現性能に対するセメント有効係数を検討した。蒸気養生および内部養生したフライアッシュモルタルの圧縮強度を測定し、セメント有効係数(k値)を算出した。また、フライアッシュペーストを用いて水酸化カルシウム量を測定し、水酸化カルシウム消費量を算出した。k値は材齢1日から20℃封緘養生の方が蒸気養生よりも高く、蒸気養生は主にセメントの水和を促進していることがわかった。また、廃瓦細骨材20%、フライアッシュ置換率40%の場合のk値が長期的に増進しており、内部養生によりフライアッシュの反応が促進され強度に寄与していることが示された。
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