令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

混和材 (1)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 V-1 (幸町北4号館 433講義室)

座長:鈴木 雅博(ピーエス三菱)

[V-11] 熱養生履歴がフライアッシュ由来の水和物生成に及ぼす影響

*奥田 直樹1、佐藤 正己1、梅村 靖弘1 (1. 日本大学)

キーワード:フライアッシュ、水酸化カルシウム、C-S-H、ポゾラン反応、カトアイト、C-A-H

フライアッシュ(FA)はコンクリートの混和材として利用の拡大が求められている.このポゾラン反応はFAとセメントの水和物である水酸化カルシウム(CH)との水和反応によってケイ酸カルシウム水和物(C-S-H)とアルミン酸カルシウム水和物(C-A-H)及び,ケイ酸アルミン酸カルシウム水和物(カトアイト)などが生成される反応である.本研究は,FAとCHで作製したFAペースト試料を対象に,水和物の種類,生成量から熱養生温度,プログラムの違いがポゾラン反応に与える影響を検討した。
最高温度を上昇させるとポゾラン反応は促進されるが,91日以降は違いがほとんどなかった.

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