令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

補修・補強(材料)(1)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 V-5 (幸町北5号館 第4会議室)

座長:野島 昭二(中日本高速技術マーケティング)

[V-136] シールドトンネルの新しい目地処理材の試験結果について

*佐藤 謙1、沼田 敦1、亀山 靖史1、千葉 拓哉1、胡广ヶ野 晃大2、小泉 淳3 (1. 東京地下鉄株式会社、2. 株式会社メトロレールファシリティーズ、3. 早稲田大学)

キーワード:シールドトンネル、セグメント、トンネル補修工法、高弾性接着剤、目地処理材

東京地下鉄株式会社(以下,東京メトロ)では,河川下や東京湾近郊の埋立地に建設されている古いシールドトンネルにおいてセグメントの目地部から漏水が発生している事例が多々あり,東京メトロでは,そのような漏水を止水するための検討をしている.本稿は,シールドトンネルの目地部の新しい止水材について室内試験と現地試験を行ったのでその結果を報告するものである.室内試験の結果,引張値,伸び率が十分に高く,営業線でも適応が可能なことを確認した.現地試験の結果,比較的に漏水の影響を抑えることが可能ではあったが,気温変化により施工性が大きく左右されるため,施工条件の変化による施工の差を見る必要があると考える.

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