令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

混和材 (1)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 V-1 (幸町北4号館 433講義室)

座長:鈴木 雅博(ピーエス三菱)

[V-14] 硝酸塩の添加による低炭素型コンクリートの中性化抑制効果について

*大脇 英司1、荻野 正貴1、岡本 礼子1 (1. 大成建設(株)技術センター)

キーワード:コンクリート、低炭素、混和材、中性化、高炉スラグ、フライアッシュ

混和材を結合材として大量に使用し,ポルトランドセメントを置換する割合がJISの混合セメントの範囲を超えることもあるコンクリートは,低炭素型のコンクリートとして知られ,CO2排出量を抑制できる.一方,ポルトランドセメント量が少ないため,一般のコンクリートと比較して中性化が速いという課題がある.
ここでは,各種の硝酸塩の添加による中性化抑制効果について報告する.各種の硝酸塩の添加により進行を抑制できることが分かった.また,混和材を大量に使用したコンクリートの結合材(または粉体)の構成は多様であるが,その構成は新たに提案する“K”を用いて整理でき,キャラクターを代表する指標となる可能性が示唆された.

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