令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

補修・補強(材料)(2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 V-5 (幸町北5号館 第4会議室)

座長:久保 善司(金沢大学)

[V-148] 床版上面における断面修復材の凍結融解抵抗性の向上

*古川 祐介1、富井 孝喜2、末益 大祐3、早川 智浩2、青木 茂4、室賀 陽一郎5 (1. (株)トクヤマ、2. (株)大林組、3. (株)トクヤマエムテック、4. (株)テクノ・ブリッド、5. バルチップ(株))

キーワード:上面増厚工法、超速硬、ポリプロピレン繊維

道路橋の鉄筋コンクリート床版は、輪荷重による疲労劣化や凍害、融雪剤の影響による塩害等による劣化・損傷が多く確認されている。平成27年7月、東・中・西日本高速道路㈱より「床版上面における断面修復の性能照査項目」が示された。本規格は既設コンクリート床版と断面修復材の一体化を目的とした規格であり、これを満足可能な断面修復材の開発を行っている。先報の「床版上面における断面修復材の基本配合の検討および硬化特性」で決定した基本配合の凍結融解抵抗性に問題があることが判明した。本報では凍結融解抵抗性の向上を目的に配合改良を行った結果、凍結融解抵抗性が向上しその他の性能照査項目の基準値を満足することができた。

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