[V-152] 塩分を含んだRCへの表面処理施工による鉄筋防食効果の検討
キーワード:シラン系表面含浸材、表面被覆材、変動係数、Cl-濃度、塩分拡散
本研究では、コンクリート中に塩分を含んだ供試体にシラン系表面含浸工および表面被覆工を実施し、コンクリート床版の舗装面から施工面への水分流入を模擬した水分環境を設定した。最大8ヶ月存置し、塩分移動状況の把握および防食効果を定期的に測定した。その結果、シラン系表面含浸材および表面被覆材の塗布面付近に水分が蓄積されることが確認された。また、表面処理の有無によるCl-濃度分布に差はないが、表面処理を施工することによる防食効果の可能性が確認された。
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