令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

混和材 (1)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 V-1 (幸町北4号館 433講義室)

座長:鈴木 雅博(ピーエス三菱)

[V-16] 自然環境下に5 年間暴露されたローカーボンハイパフォーマンスコンクリートの性能

*齋藤 淳1、榎原 彩野1、齋藤 尚2、堺 孝司3 (1. 安藤ハザマ、2. 東京エスオーシー、3. 日本サステイナビリティ研究所)

キーワード:低環境負荷コンクリート、CO2削減、フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、LHC

結合材の質量割合をポルトランドセメント60%,フライアッシュ20%,高炉スラグ微粉末20%としたローカーボンハイパフォーマンスコンクリート(以下,LHC)を用いて建設された構造物を対象に,材齢5 年における力学・耐久性能を調査した.圧縮強度や弾性係数などの力学性能は,普通ポルトランドセメントを使用したコンクリートと同等以上の性能を有していた.一方,耐久性については,100年耐用の中性化抵抗性および非常に高い塩害抵抗性を有していることが確認された.

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