[V-166] Relationship between aerosol chloride ion concentration and wind speed, wind direction in coastal area
Keywords:aerosol chloride ion concentration , surface chloride ion concentration , wind direction, wind speed
表面塩化物イオン濃度は,2017年度制定コンクリート標準示方書[設計編]によれば,汀線からの距離に応じて示されている.その一方で,より精度を高めるなどの目的から,近年,塩害環境評価手法であるガーゼ法や薄板モルタル供試体により測定し,耐久性設計に取り入れることの検討が進められている1),2).そこで著者らは,モルタル板により測定した飛来塩分濃度より算出したコンクリートの表面塩化物イオン濃度とコンクリート標準示方書[設計編]に示されている,汀線からの距離に応じた表面塩化物イオン濃度との整合性,ならびに飛来塩分濃度と風向・風速との関係について評価を行った.
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