令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

塩害 (1)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 V-6 (幸町北6号館 611講義室)

座長:佐伯 竜彦(新潟大学)

[V-166] 海岸地域における飛来塩分濃度と風向・風速の関係性

*松元 淳一1、堀口 賢一1、中山 伊知郎1、吉沢 達夫2、森本 晃樹2、溝上 健2 (1. 大成建設、2. 電源開発)

キーワード:飛来塩分濃度、表面塩化物イオン濃度、風向、風速

表面塩化物イオン濃度は,2017年度制定コンクリート標準示方書[設計編]によれば,汀線からの距離に応じて示されている.その一方で,より精度を高めるなどの目的から,近年,塩害環境評価手法であるガーゼ法や薄板モルタル供試体により測定し,耐久性設計に取り入れることの検討が進められている1),2.そこで著者らは,モルタル板により測定した飛来塩分濃度より算出したコンクリートの表面塩化物イオン濃度とコンクリート標準示方書[設計編]に示されている,汀線からの距離に応じた表面塩化物イオン濃度との整合性,ならびに飛来塩分濃度と風向・風速との関係について評価を行った.

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