Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第V部門

塩害 (1)

Tue. Sep 3, 2019 8:40 AM - 10:10 AM V-6 (幸町北6号館 611講義室)

座長:佐伯 竜彦(新潟大学)

[V-167] Quantitative Evaluation of Airborne Chloride on Concrete Structure under Natural Environment

*中村 文則1、山口 貴幸1、井向 日向1、下村 匠1 (1. 長岡技術科学大学)

Keywords:chloride attack, airborne chloride, natural environment, rainfall, experiment

コンクリート構造物の塩害劣化予測解析を正確に行うためには,その境界条件となる構造物表面での劣化促進物質(飛来塩分)の分布を把握しておくことが重要である.本研究では,沿岸に設置されたコンクリート構造物の各部位表面の塩分量を定量化するために,海岸近傍の環境作用を再現した模型実験を実施した.さらに,構造物表面の水分や塩分量の分布に影響を及ぼす構造物表面への降雨の作用について予測解析を行った.その結果,到達塩分量は構造物の各部位で差があり,到達塩分量の大きい部位表面では降雨による洗い流し作用が生じる可能性があること,本検討の模型形状の違いでは到達塩分量に大きな差は見られないことが示された.

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