Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第V部門

塩害 (2)

Tue. Sep 3, 2019 10:25 AM - 11:55 AM V-6 (幸町北6号館 611講義室)

座長:直町 聡子(大成建設)

[V-176] Evaluation on crack mode of RC slab caused by corroded steel bar using electrical corrosion test.

*本田 健一郎1、中川 裕之2、山口 浩希3、松島 学4 (1. 香川大学、2. 四国総合研究所、3. 四国電力、4. 香川大学工学部)

Keywords:crack mode, dynamic model, crack width

腐食ひび割れの発生はコンクリート構造物の補修時期の判断指標の1つである.腐食ひび割れには鉄筋に沿ったひび割れと水平ひび割れのモードが存在し,鉄筋間隔などがそれらのモードに大きく影響する.水平ひび割れはコンクリートを剥落させるため,第三者障害を引き起こす.本研究は鉄筋間隔による2つのひび割れモードの境界値を力学モデルにより求め,電食実験の結果と比較した.さらに,スラブと梁のひび割れの進展の違いも明らかにした.2つのひび割れモードの境界となる鉄筋間隔の無次元量は4.4~5.7となった.腐食量が増大するとスラブは鉄筋に沿ったひび割れのひび割れ幅は増大せず,水平ひび割れのひび割れ幅のみが増大する.

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