[V-180] The investigation of concrete railway bridge applying the patching repair method with chloride ion adsorbent material
Keywords:chloride attack, repair, chloride ion adsorption material, patching repair method, corrosion
塩害を受けた鉄筋コンクリート鉄道橋において,塩化物イオン吸着剤を用いた断面修復工法を適用して20年経過した構造物があり,一部再劣化が懸念されるひび割れが生じていたため,内部鉄筋の腐食状況確認を目的としたはつり調査を行った。はつり調査の結果,内部鉄筋はほとんど腐食しておらず,塩害による再劣化は認められなかった。ひび割れの原因は,断面修復の補修剤と補修剤の界面の施工配慮不足によるものだと推察された。調査結果より塩化物イオン吸着剤を用いた断面修復工法は,20年にわたり再劣化を生じない実績を確認できた。
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