令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

塩害 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 V-6 (幸町北6号館 611講義室)

座長:直町 聡子(大成建設)

[V-182] 転写型の被覆シートを用いた表面被覆工法の開発

*宮原 茂禎1、荻野 正貴1、大脇 英司1、亀野 行繁2、東 慎一2 (1. 大成建設(株)技術センター 、2. (株)イーテック)

キーワード:コンクリート、耐久性向上、表面被覆、被覆シート、付着強度、転写型

コンクリートの耐久性向上を目的とした有機系の表面被覆工法はコンクリートの下地処理と複数層の被覆材の塗重ねが必要であり,労力と時間を要する。著者らは,表面被覆工の施工手順の簡便化や工期短縮を目的として,型枠の内側にコンクリートとの反応性を有する被覆シートを設置してコンクリートを打ち込むことで,被覆シートがコンクリートに転写されて一体化し,脱型時に表面被覆が完成している新たな表面被覆工法の開発に取り組んでいる。本報では被覆シートの接着性や耐久性向上効果,および施工の簡便性や付着強度の確認を目的とした大型の壁部材での実証試験結果を報告する。

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