[V-188] 表面含浸工法の適用が電気化学的手法による腐食判定結果に与える影響
キーワード:表面含浸材、撥水性、吸水率、塩化物イオン
既存構造物の長寿命化対策として,表面含浸工法が数多く適用されている.しかし,自然電位法や分極抵抗法を用いて内部鉄筋の腐食状況を調査すると,含浸域のコンクリート抵抗値が高くなるため,測定結果が非腐食側への評価になる恐れがある.そのため,従来の腐食判定法や規準を適用することが難しいと考えられる.そこで本研究は,含浸工法が適用された構造物における電気化学的手法による腐食診断法の構築を目的とし,含浸材の性能や乾湿等の環境が自然電位や分極抵抗の測定結果に与える影響について検討を行った.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。