令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

鋼材腐食

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 V-6 (幸町北6号館 611講義室)

座長:堀口 賢一(大成建設)

[V-190] 海水練り自己充塡型コンクリート中の鋼材腐食と鋼材配置方向による影響

*田中 亮一1、与那嶺 一秀2、谷口 修3、竹中 寛4、清宮 理5 (1. 東亜建設工業、2. 港湾空港技術研究所、3. 五洋建設、4. 東洋建設、5. 早稲田大学名誉教授)

キーワード:海水練り、自己充塡型コンクリート、鋼材腐食、鋼材配置方向、SUS410鉄筋

遠隔離島や緊急復旧工事においては,真水やコンクリート用骨材の入手が困難な場合や,工事に従事する人手の確保もままならないことも想定される.筆者らは,このような場合におけるRC構造物の構築を想定し,これまでに海水や現地骨材を用いた自己充塡型コンクリートを開発し,その諸特性の確認,埋設鋼材の腐食特性についての検討を行ってきている.本稿では,鋼材を埋設したコンクリート供試体の暴露後の解体結果を示し,鋼材腐食に鋼材の配置方向が大きく影響すること,ひび割れが存在する場合でも暴露5年の段階ではSUS410鉄筋は腐食しなかったことを報告した.

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