Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第V部門

防食 (1)

Tue. Sep 3, 2019 4:40 PM - 6:10 PM V-6 (幸町北6号館 611講義室)

座長:西田 孝弘(港湾空港技術研究所)

[V-192] Influence of environmental conditions affected the anticorrosion effect by applying sacrificial anode material to corroded RC member

*森岡 海星1、野町 侑聖2、近藤 拓也3、横井 克則3、松久保 博敬4 (1. 高知工業高等専門学校 専攻科、2. 高知工業高等専門学校、3. 高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科、4. デンカ株式会社)

Keywords:Corroded Rebar, Sacrificial Anode Material, Current Density, Depolarization, Temperature, Humidity

既往の研究において,改良型犠牲陽極材を電気防食に適用した場合の復極量が従来より大きいことから,防食効果を確認できた.しかし,環境条件による電流の変動がみられ,防食性能に影響を与えると考えられる.また,実構造物の場合,鉄筋はすでに腐食し,腐食量は場所によって異なることも考えられる.そこで本研究では,腐食程度の異なる鉄筋コンクリートに犠牲陽極工法を適用した場合の防食効果に与える環境条件の影響について検討を行った.その結果,復極量は,材齢約50日以降では接続開始材齢7日,30日において,湿度の変動とほぼ同じ傾向を示し,復極量は湿度との相関性が認められ,湿度が高くなると復極量が大きくなる傾向を示した.

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