令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

プレストレストコンクリート

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 V-7 (幸町北6号館 621講義室)

座長:本間 淳史(東日本高速道路)

[V-202] 施工時における多径間連続PC箱桁橋の支承変位計測とその検討

*早川 智浩1、橋場 幸彦2、古賀 裕史1 (1. 大林組、2. 中日本高速道路)

キーワード:モニタリング、支承変位、PC箱桁橋、クリープ係数、乾燥収縮

近年,橋梁構造物をより長く使用するために,維持管理技術が注目されている。橋梁構造物は特に橋梁付属物といわれる支承などの桁の伸縮や地震時移動に伴う可動箇所で損傷等が生じやすいため,現状構築可能なモニタリングシステムで施工中の多径間連続PC箱桁橋での支承変位に着目して計測した。その結果,計測方法は巻込み型変位計の精度で問題ないことがわかり,クリープ試験結果を考慮することで,より計測値に近づく結果となった。

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