Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第V部門

プレストレストコンクリート

Tue. Sep 3, 2019 8:40 AM - 10:10 AM V-7 (幸町北6号館 621講義室)

座長:本間 淳史(東日本高速道路)

[V-208] Effect of the Amount of Water in the Sheath on the Axcial Clack Width

*横飛 翔太1、西 弘2、近藤 拓也1、横井 克則1 (1. 高知工業高等専門学校、2. 株式会社CORE技術研究所)

Keywords:axial crack, freezing, latent heat, restraint

グラウト充填不良部に滞留した水が凍結した際に軸方向ひび割れが発生する可能性があるが,そのメカニズムには不明な点が多い.本研究では供試体内部に熱電対,ひずみゲージを設置し,シース内の滞留水の凍結が軸方向ひび割れ幅に与える影響について検討した.その結果,シース内の水の量が多いほどひび割れ幅が大きいことが確認できた.また,シース内の水が凍結する際,潜熱が発生し供試体断面に温度勾配が生じた.温度差による収縮ひずみの拘束によりコンクリート表面に引張応力が生じる可能性がある.この現象と凍結膨張圧が複合的にコンクリートへ作用し,軸方向ひび割れが発生すると推測する.

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