[V-211] 光学的計測法を用いた撤去RC桁の検査，診断及び実橋への利活用に関する研究
キーワード：レーザードップラ速度計、サンプリングモアレカメラ、固有振動数
戦後急速に道路インフラが整備され，我が国の交通や経済を支えてきた.橋梁は近年，老朽化とともに交通量の増加や過積載車両の増加に伴い，劣化などが顕在化し維持管理不足が問題視されるようになった.このような課題に求められている点検・維持管理手法は安全な作業，技量に頼らない点検および診断法，効率的で信頼性が高く低コストの手法などである.以上に鑑み，本研究では先端技術を用いた計測として遠隔非接触で行えるレーザードップラ速度計，サンプリングモアレカメラを用いて振動計測，変位計測を行い点検の効率化を考察するとともにその計測精度を検証することを目的とする.
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