[V-224] トンネル覆工コンクリートの養生効果の評価法に関する検討
キーワード:非破壊試験、養生、覆工コンクリート
本研究では,非破壊試験法を適用してトンネル覆工コンクリートの品質を評価する方法について検討した.覆工コンクリートの緻密性を高める目的で行った約1ヶ月の湿潤養生の効果について,坑内湿度が変化する実環境において検証するため,同条件で作製した供試体に対して既存工法の養生方法を適用し,両者を比較することで,透気性および吸水抵抗性に優れることを確認した.同一ブロック内においてもトンネル軸方向で緻密性の差が見られたため,養生効果を検証するためにはブロック内の位置におけるばらつきを考慮する必要がある.
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