[V-23] 練混ぜ水に高濃度水溶液を用いたモルタルの物性に関する実験的検討
キーワード:練混ぜ水、飽和水溶液、蒸気圧降下、養生
コンクリートの練混ぜ水として高濃度水溶液を用いることで,従来の養生方法と同様にコンクリート中の逸散を防ぎ,コンクリート中に水分を供給することができる可能性がある.しかし,練混ぜ水として高濃度水溶液を用いたコンクリートに関する知見はほとんどない.そこで,本研究では,練混ぜ水に高濃度水溶液がコンクリートの保水性と圧縮強度に及ぼす影響を実験的に検討した.
実験結果より,練混ぜ水として用いた高濃度水溶液の平衡湿度が低いほどモルタル中の水分の逸散を防ぎ,モルタル中の水分の逸散をほぼしないようにすれば,気中養生したものと封かん養生したものの圧縮強度は同程度になることがわかった.
実験結果より,練混ぜ水として用いた高濃度水溶液の平衡湿度が低いほどモルタル中の水分の逸散を防ぎ,モルタル中の水分の逸散をほぼしないようにすれば,気中養生したものと封かん養生したものの圧縮強度は同程度になることがわかった.
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