Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第V部門

構造物調査・診断 (3)

Tue. Sep 3, 2019 4:40 PM - 6:10 PM V-7 (幸町北6号館 621講義室)

座長:上原子 晶久(弘前大学)

[V-235] Development of reinforcing steel corrosion detection sensor

*滝野 晶平1、植村 隆文2、福原 克郎3、小林 保之1、塚田 智之1、関谷 毅2 (1. 東京電力ホールディングス、2. 大阪大学産業科学研究所、3. 東洋インキSCホールディングス)

Keywords:reinforcing steel corrosion, spontaneous potential, IoT

鉄筋コンクリートの劣化は劣化因子がコンクリート中に浸入する潜伏期,鉄筋腐食が開始する進展期,コンクリート表面にひび割れやはく落が生じる加速期,構造物の性能に影響を及ぼす劣化期を経て,進行する.設備の延命化や維持管理費用の平準化を指向したアセットマネジメントの観点からは,予防保全的な管理が必要とされる.この場合,鉄筋の腐食開始時期を適切にとらえることが重要であり,自然電位法が一般的に用いられるが,人力による測定のため多くの時間や費用を要することになる.そこで本研究では,自然電位計測法を代替する,不揮発性の固体電解質電極等の貼付け式電極による鉄筋の腐食を検知するモニタリング手法を開発した.

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