令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

アルカリシリカ反応

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 V-1 (幸町北4号館 433講義室)

座長:三方 康弘(大阪工業大学)

[V-238] 湿度環境を変えた反応性骨材コンクリートの力学性能に関する実験的研究

*山岸 祥希1、伊藤 始1 (1. 富山県立大学)

キーワード:アルカリシリカ反応、相対湿度、圧縮強度、ヤング係数、反応性骨材

本研究は相対湿度が反応性骨材コンクリートの力学性能に及ぼす影響の検討を目的としたものである.本研究では,湿度100,90,80%の環境下に反応性骨材コンクリートで作製した角柱供試体,円柱供試体を静置し,角柱供試体の表面ひずみが所定の値に到達するごとに円柱供試体で圧縮強度試験を行い,圧縮強度とヤング係数を算出した.実験結果より,角柱供試体の表面ひずみ1000×10-6以降では,圧縮強度の低下度合いは湿度90%のケースより湿度100%のケースの方が大きいことが分かった.また,表面ひずみ1500~3500×10-6では,ヤング係数は湿度100,90%ともに初期値の30~40%となることが分かった.

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