[V-256] 更新用プレキャストコンクリート壁高欄の実用化検討
キーワード:壁高欄、剛性防護柵、プレキャストコンクリート、あと施工アンカー、実車衝突試験
首都高創成期の壁高欄は壁厚が150mmと薄く,これを補う為に鋼板にて補強を行ってきたが,補強鋼板の腐食を補修・補強することは夜間規制時間帯での工事となり社会的影響が大きいことから,既設床版を活かしたまま壁高欄を更新する工法の開発を行っている.基本構造は,下側ループ鉄筋を拡底アンカーを使用することで既設床版と定着させる構造とし,橋軸方向は,PBL継手を用い接合する構造としている.本文では,5m延長の供試体を製作し,静的載荷実験を実施することで,橋軸方向継手を含めた耐荷性能を確認するとともに,実車衝突実験の結果について報告する.
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