[V-258] 桟橋上部工を対象としたループ継手を有するプレキャスト梁の曲げ特性について
キーワード:桟橋上部工、プレキャスト、梁、ループ継手、レオンハルト式、杭頭部
昨今の労働生産性向上に向けた取り組みに伴い,桟橋等の港湾構造物に対してもプレキャスト化の機運が高まっている.桟橋の隣接する基礎杭間の梁単位でプレキャスト化する場合,梁の主鉄筋を鋼管杭に現場溶接にて連結し,杭頭部のコンクリートを現場打設する方法が考えられるが,海上の狭隘な場所での溶接作業や,対応できる熟練工の減少等が懸念されるため,PC床版などで実用化されているループ継手を応用した新しい杭頭接合構造を提案する.提案構造は,一般的なループ継手と異なり梁下段の鉄筋のみをループ状にして配置する接合方法となる.本研究では,当該構法を用いた部材の曲げ耐力について梁モデルによる実験的検討を行った.
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