[V-266] プレキャストコンクリートの二次養生における散水養生の効果の検討
キーワード:プレキャストコンクリート、二次養生、散水
プレキャストコンクリートに二次養生として水中養生を行うことで,気中保管時に引き起こされる部材表面の乾燥,水分の逸散を防ぎ,気中保管時と比較して強度が増加するという報告が挙げられている.しかし,実際の工場において水中養生層の新規作製は,場所的な制約もあり容易ではない.そこで,養生用の水槽を必要とせず,比較的容易に部材表面を湿潤状態にできる散水養生を行うことにより,部材の強度低下を防ぐことができるのではないかと考え,散水養生の効果の検討を行った.
その結果,本研究の範囲において,水中養生槽を設けらない場合でも,脱型直後の短時間の散水によって圧縮強度増進を実現できる可能性を示した.
その結果,本研究の範囲において,水中養生槽を設けらない場合でも,脱型直後の短時間の散水によって圧縮強度増進を実現できる可能性を示した.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。