[V-267] 内部養生効果を指向した吸水高分子ゲルのプレキャストコンクリートへの適用
キーワード:吸水高分子ゲル、常圧蒸気養生、内部養生、細孔径分布
現在のプレキャストコンクリート工場における製造では,生産性の向上のために,促進養生として常圧蒸気養生がその殆どで採用されている.この常圧蒸気養生は,一般に型枠にコンクリートを打設し所定の前置時間を取った後,蒸気の通気により緩やかに温度を上げ,最高温度を一定時間保持して行われ,その後は気中養生される.しかし,促進養生終了後,湿潤養生を行うと強度・耐久性の面でコンクリート製品の品質は向上する.このため,高耐久化を指向して促進養生終了後に水中養生が行われる場合もあるが,大掛かりな設備と費用が必要となる.
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