令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

舗装材料

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 V-3 (幸町北5号館 523講義室)

座長:神下 竜三(阪神高速道路技術センター)

[V-272] 中温化合材による夏季施工時の作業環境緩和について

*佐澤 昌樹1、小川 勉1 (1. 株式会社ガイアート)

キーワード:中温化剤、中温化、熱中症、WBGT、作業環境

中温化合材は、寒冷期の施工性を改善する目的で使用される場合が多いが、筆者らは、中温化により出荷温度を通常より温度低減してアスファルト混合物の出荷を行うことによって、C02削減だけでなく、合材が作業員に与える熱量を低減し、夏季施工の作業環境を緩和し、熱中症を予防することに効果が発揮できないかと考えた。このような取り組みとして、夏季施工の市道工事において、中温化再生密粒(13)と、中温化剤無しの再生密粒(13)について、それぞれ現場条件が同様な各150㎡づつの試験施工を実施したので、その効果について報告する。

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