[V-279] 屋外における「おとり法」を用いた虫よけ舗装の蚊に対する虫よけ効果の評価
キーワード:虫よけ舗装、おとり法、虫よけ効果、保水性ブロック舗装
2014年の東京都内での蚊を媒介としたデング熱発生や,2016年の中南米でのジカウイルス感染症の流行など,日本国内でも,熱帯性の生物が媒介する感染症の拡大などが懸念されている.以上のような背景を踏まえ筆者らは,歩行空間において,舗装を利用して面的に虫よけ効果を発揮する虫よけ舗装の検討を行ってきた.これは,保水性ブロック舗装に液体の虫よけ剤を散布することにより,水の蒸発とともに虫よけ成分を拡散させるものである.これにより,夏季の暑熱環境の改善効果とともに,蚊が近寄りにくい歩行空間の創出が期待できる.虫よけ舗装について,人をおとりとした屋外実験を実施した結果,蚊に対する虫よけ効果が確認できた.
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