Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第V部門

物性 (2)

Tue. Sep 3, 2019 4:40 PM - 6:10 PM V-1 (幸町北4号館 433講義室)

座長:東 洋輔(オリエンタル白石)

[V-29] Study on the effect of sheet curing on surface quality of concrete based on analysis of hydration

*向 俊成1、芦澤 良一1、渡邉 賢三1、坂井 吾郎1、石田 哲也2 (1. 鹿島建設株式会社 技術研究所、2. 東京大学大学院工学系研究科)

Keywords:Thermoplastic resin sheet, Water loss control curing, Hydration, Porosity, Scanning electron microscope

コンクリートの表層品質を確保する上で、養生は重要な役割を果たす。本研究では、水分逸散を抑制する養生の有無を要因とした試験体について非破壊法により物性を測定するとともにSEM画像や細孔構造の分析により、養生が水和の進行に及ぼす影響を評価した。その結果、水分逸散を抑制する養生を行うことにより、非破壊試験により評価されるコンクリートの表層品質が向上した。これは養生によって0.25µm程度の粗大な空隙が減少し、コンクリートの組織が緻密化したためであると考えられた。また、コンクリートの表層品質の向上と組織の緻密化は表層のコンクリートの水和度によるものであることをSEM像の定量的な分析により確認した。

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