令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

木材工学/木材(耐久性)

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 V-4 (幸町北5号館 524講義室)

座長:沼田 淳紀(飛島建設)

[V-290] 合板剥き芯材を活用した簡易な木柵工の施工例

*渡辺 浩1、大隣 昭作1 (1. 福岡大学工学部社会デザイン工学科)

キーワード:剥き芯材、斜面保護、登山道、木材利用

斜面に接する遊歩道や登山道等では、法面の崩落に悩まされることがある。その対策には様々なものがあるが、コンクリート擁壁や鋼矢板等を用いるほどのものではなく、また資材や重機の搬入が困難な箇所であることも多い。木柵工はこのような場合に有用である。軽量であることから施工が容易で安価であり、雰囲気にマッチしやすいメリットもある。しかしながら木材を土砂に接して使用する場合、耐久性が課題となる。本文では、このようにメリットの大きな小規模木柵工について、合板剥き芯材を活用して耐久性を向上させた工法を提案し、実施工を行ったので報告する。

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