Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第V部門

物性 (2)

Tue. Sep 3, 2019 4:40 PM - 6:10 PM V-1 (幸町北4号館 433講義室)

座長:東 洋輔(オリエンタル白石)

[V-30] Consistency of capillary pore structure determined from fractal dimensions and two-point functions

*山下 総司1、五十嵐 心一1 (1. 金沢大学)

Keywords:capillary pore, fractal dimension, spatial distribution, two-point function

コンクリート構造物において,物質透過性の評価は耐久性の観点から非常に重要である.物質透過性の評価において,2点相関関数を用いた評価法が提案されていたが,評価の容易性から課題があった.本研究では,粗大毛細管空隙相を抽出した2値画像から,面積率,フラクタル次元を求め,それらを組み合わせることで2点相関関数を簡便に導出し,実際の画像上で線分配置シミュレーションにより求められた2点相関関数との一致性を明らかにした.これより,画像解析ソフトウェアで容易に求められる面積率とフラクタル次元を用いることで,空隙の空間分布構造のより詳細な情報を得ることができ,物質透過性の判断に有用であることが明らかとなった.

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