令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

高流動コンクリート

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 V-5 (幸町北5号館 第4会議室)

座長:浦野 真次(清水建設)

[V-308] 粗骨材の分離による高流動コンクリートのフレッシュ性状に関する研究

*岩城 圭介1、福岡 瑛莉奈1、西脇 敬一1 (1. 鉄建建設)

キーワード:高流動コンクリート、材料分離、粗骨材量、単位粗骨材絶対容積

材料分離は,運搬中,打込み中または打込み後において,フレッシュコンクリートの構成の分布が不均一となる現象であり,粗骨材の分離と水の分離(ブリーディング)に分類される.粗骨材の分離は,主に打込み中に生じ,粗骨材の局部的な集中による豆板など欠陥部を形成することがある.特に高流動コンクリートでは,型枠内の流動距離が大きくなる傾向にあり,これにともない粗骨材の偏在を生じる懸念がある.本研究では,高流動コンクリートにおける粗骨材の分離を想定し,フレッシュ性状の各種評価を行なった.

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