Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第V部門

防食 (2)

Wed. Sep 4, 2019 8:40 AM - 10:10 AM V-6 (幸町北6号館 611講義室)

座長:小林 浩之(ナカボーテック)

[V-320] Development of coating protective film for steel structure

*大石 真之1、庄司 慎1、神頭 峰磯2、土井 一慶2 (1. デンカ(株)、2. 日本車輌製造(株))

Keywords:Corrosion protection, Film, Durability, Life extension, Paint protection

鋼構造物の防食のために施された塗装は,屋外環境下での太陽光,風雨,潮風等の影響で徐々に劣化し,発錆から腐食に至り,鋼構造物の機能を損なうことがある.定期的な点検や,劣化した塗装の補修にて構造物の機能を維持しているが,担い手不足や予算不足等により維持管理が難しくなっている. そこで,塗装の保護を行い,鋼構造物の防食機能を高めるため,紫外線(UV)カット性,水分および塩分遮断性能を付与した透明な塗装保護フィルムを塗装の上に貼り付けることで,防食性能,耐候性能の向上を確認した.この塗装保護フィルムを用いることで、補修サイクル延長によるライフサイクルコストの低下,鋼構造物の塗装の長寿命化が期待できる.

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