[V-329] 金属溶射における溶射距離・溶射角度及び封孔処理剤が溶射皮膜の付着性状に及ぼす影響
キーワード:金属溶射、アルミニウム・マグネシウム合金、ディスクサンダー法、封孔処理
本研究では,素地調整が異なる鋼部材表面において,溶射ガンと鋼部材表面との距離や角度が金属溶射後の溶射
皮膜との付着性状に及ぼす影響について検討を行った.また,封孔処理剤による溶射皮膜の付着性状の向上についても評価を行った.その結果,溶射被膜厚みは素地調整方法の影響は殆どないが,溶射距離が遠いほど,溶射角度45°以下で一定の被膜厚みの形成に必要とする時間が長くなる結果であった.ディスクサンダー法の場合,溶射距離200㎜に比べ500㎜の付着強度が約3割程度大きくなった.なお,封孔処理により,封孔処理無と比べ3割程度大きく,付着試験時の破壊位置も溶射被膜と付着試験用金属冶具との境界面であった.
皮膜との付着性状に及ぼす影響について検討を行った.また,封孔処理剤による溶射皮膜の付着性状の向上についても評価を行った.その結果,溶射被膜厚みは素地調整方法の影響は殆どないが,溶射距離が遠いほど,溶射角度45°以下で一定の被膜厚みの形成に必要とする時間が長くなる結果であった.ディスクサンダー法の場合,溶射距離200㎜に比べ500㎜の付着強度が約3割程度大きくなった.なお,封孔処理により,封孔処理無と比べ3割程度大きく,付着試験時の破壊位置も溶射被膜と付着試験用金属冶具との境界面であった.
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