令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

複合劣化/劣化予測

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 V-1 (幸町北4号館 433講義室)

座長:須田 裕哉(琉球大学)

[V-352] 通信用鉄筋コンクリートマンホールにおける中性化の進行挙動

*笠原 久稔1、藤本 憲宏1、岡村 陽介1 (1. 日本電信電話株式会社)

キーワード:マンホール、維持管理、中性化、コンクリート

NTTでは,約58万個の通信用鉄筋コンクリート製マンホール(以下,MH)を保有し,全国的に通信サービスを提供している.労働人口の減少に伴い,これらの点検・補修といった維持管理は劣化予測を用いて効率的に行われる必要がある.本検討では劣化の一原因である中性化の進行に着目し,MHにおける中性化進行状況を取りまとめ,その進行挙動を促進試験により再現したので報告する.MHにおける中性化にはばらつきがみられ,既往の中性化予測式と,本検討で実施した試験を合わせてその進行状況をおおむねとらえることができた.また本試験の結果から,高湿度環境における中性化の進行は過去の乾燥履歴に影響を受けることが示唆された.

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