令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

疲労・衝撃

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 V-2 (幸町北5号館 522講義室)

座長:岡本 大(鉄道総合技術研究所)

[V-38] 輪荷重走行試験による凍害がRC床版の耐疲労性に及ぼす影響に関する検討

*大川 健太郎1、子田 康弘1、岩城 一郎1 (1. 日本大学工学部)

キーワード:凍害、RC床版、疲労損傷、輪走行試験

東北地方のような積雪寒冷地は,凍結防止剤(主にNaCl)の大量散布に起因した凍害や塩害,アルカリシリカ反応(以下,ASR)に劣化が顕在化している.この種の材料劣化が直接的に構造性能に影響を及ぼす部材として道路橋RC床版(以下,RC床版)が挙げられる.本研究室では,これまで,塩害による鋼材腐食,ASRがRC床版の耐疲労性に及ぼす影響を明らかにしてきた.しかし,凍結防止剤の散布による凍害については,まだその耐疲労性に及ぼす影響が明らかではない.そこで本研究では,凍害を受けたRC床版に対して,輪荷重走行試験を実施することでその耐疲労性を評価した.

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