[V-380] 各種パイプクーリングの管壁面の熱伝達率に関する検討
キーワード:パイプクーリング、マスコンクリート、温度応力解析、レイノルズ数
マスコンクリート構造物の温度ひび割れ抑制対策としてパイプクーリングが多く適用されている.管径が25mm程度の薄肉鋼管を水平に設置し,冷却水の流速を20~60cm/secとした水平パイプクーリングや,管径が50~75mm程度のシース管を鉛直に設置し,冷却水の流速を1~5cm/secとした鉛直パイプクーリングを対象に,各々の管壁面の熱伝達率の算出方法について検討した.その結果,本検討の範囲において,層流域における鉛直パイプクーリングおよび乱流域における水平パイプクーリングの管壁面の熱伝達率は,レイノルズ数を変数とする半理論的な実験式から求めることができる可能性が見出せた.
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