令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第V部門

補修・補強 (2)

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 V-2 (幸町北5号館 522講義室)

座長:高橋 良輔(秋田大学)

[V-398] 中詰材の固化がケーソン側壁の耐荷力に及ぼす影響に関する実験的検討

*田中 豊1、黒木 賢一1、川端 雄一郎1、加藤 絵万1 (1. 海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所)

キーワード:ケーソン、中詰固化、補強、静的載荷試験

ケーソン側壁の補強工法として中詰材の固化工法が挙げられるが,固化された中詰材(改良体)の厚さおよび強度がケーソン側壁の耐荷力に及ぼす影響は十分に理解されていない.そこで本研究では,改良体の厚さおよび強度が耐荷力向上に及ぼす影響を明らかにすることを目的として,実験的に検討した.
改良体の厚さおよび強度を変えた4ケースの載荷試験の結果,改良体の存在により耐荷力が大きく向上すること,改良体によって前壁(載荷面のコンクリート壁)の鉄筋ひずみの値が減少することが確認された.改良体が厚く,改良体強度が高いほど前壁の耐荷力が向上し,前壁の鉄筋ひずみの減少量も大きかった.

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